思いがけず、予想外の妊娠をしてしまったら…
どうしたら良いのか、誰にも相談できず、とまどいや不安でいっぱいのことと思います。
様々な理由で、どうしても妊娠を諦めなければならない方もいらっしゃるでしょう。
中絶手術を受けたくても、
どこに相談したらよいかわからない…
受け入れてくれる病院はどこなのか?
費用はどれくらいかかるのか…
どんな手術をするのか…
手術後の身体への影響は?
など、不安なことも多く
なかなか決心がつかないと思います。
不安に押しつぶされそうになりながら、一人で悩んでいても、
どんどん日にちが経過していき、手術も大変になり、心の負担も大きくなっていきます。
中絶手術は遅くなればなるほど、確実にリスクが高まります。
状況が悪化していしまう前に、まずは、一度私達にご相談にいらしてください。
看護師・助産師・医師がゆっくりお話をお伺いして、最善の方法を一緒に考えます。
ショコラウィメンズクリニック
母体保護法指定医
日本産科婦人科学会 専門医
院長 木崎 尚子
人工妊娠中絶手術
当院で手術可能な週数
妊娠11週6日まで(妊娠初期)
※妊娠12週以降の中絶手術は対応できません
人工妊娠中絶
人工妊娠中絶は、妊娠を中断しなければならない状況で母体保護法という法律のもとで行われる手術です。
中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満と定められており、いかなる理由があっても妊娠22週以降はご本人の意思で中絶を選択することはできません。
当院では、妊娠初期(11週6日まで)の中絶手術のみ行っております。
妊娠12週以降の中絶手術は、費用も高額で入院が必須となります。
さらに手術方法も大きく異なる為、母体への負担は大きくなりますので、
負担をなるべく小さく抑える為にも、可能な限り妊娠10週頃までには手術することをおすすめしております。
最終的な週数は診察してみないと分からないので、なるべく早めに受診してください。
手術方法について
子宮に優しい「MVA(吸引法)」
(WHO推奨の手術方法)
日帰り・短時間での手術
(術前処置なし)
MVA(手動式吸引法)
当院では、身体に負担が少なく、子宮に優しいMVA(手動式の吸引法)による手術を行っています。
MVAはWHO(世界保健機構)が推奨している吸引法で、手術中に子宮穿孔(穴があく)を起こすリスクや、子宮内膜を傷つけるリスクを抑える事ができます。細くて柔らかい管で、子宮に負担がかからないように吸い取ります。
また、通常の掻爬法に比べて、痛みもかなり少なくすみます。
日帰り・短時間での手術
当院の中絶手術は日帰りで行っております。
術前処置をしなくていい方法をとっており、更には眠くなる麻酔薬は使用しないため、院内滞在時間は約2時間半程度です。
完全に意識がなくなる麻酔薬は使用しませんが、少しウトウトするようなお薬と痛み止めを使用します。
生理痛のような下腹部の軽い鈍痛を感じる程度で、我慢できないような強い痛みではありません。
ただし、効き目には個人差があります。
手術はすべて院長がおこないます
木崎尚子
SHOKO KIZAKI
手術の流れ
診察予約
※WEB予約または電話(045-944-2220)で婦人科診察の予約をお取りください
来院
(検査、手術日を決定)
手術当日
(2時間~3時間で帰宅)
術後診察
(手術日より10日後に来院)
診察予約
WEB予約または電話でご予約ください。
ご本人様が思っている週数と違う事がありますので、手術を受けるかお悩み・ご相談の段階でもなるべく早めの診察予約をお勧めします。
※ 事実上の婚姻関係にある方は、配偶者の方の同意が必要となります。
※ 未成年の方は保護者の同意が必要となります。
来院
まず初めに診察と術前検査を行います。
手術を希望される方は、手術の日程を決め、手術当日のご案内をさせて頂きます。
手術日は原則月曜日終日か火曜日の午後となっております。
どうしてもその日程が難しい場合はご相談させていただきます。
エコーで正常妊娠の確認、妊娠週数の判定、卵巣腫瘍や子宮筋腫などがないかを確認したのち
医師より手術の内容についての説明をいたします。
その後、看護師より同意書をお渡しし、手術当日の流れや持ち物について説明いたします。
手術当日
まず手術同意書をご提出いただきます。
手術衣に着替えて頂き、点滴などの準備後に手術室に移動します。(前処置はありません)
当院では意識のなくなる麻酔は行わず、痛み止めとウトウトするようなお薬を使用します。
手術後意識がハッキリとしたら、お会計を済ませてお帰りいただけます。
(意識がハッキリするまでの時間は、個人差がありますが早い方で30分程度、遅い方で2時間程度となります。)
所要時間は来院からご帰宅までに2時間~3時間程度となります。
術後診察
手術日から10日後に術後診察を行います。
エコーで術後の回復経過を確認して問題がなければ終了となります。
術前処置は行いません
一般的には手術を行う前に、子宮の入口を広げて柔らかくする処置(前処置)行われていますが、しっかり子宮の入り口を広げるためには
少なくとも3時間はかかってしまい、痛みもあります。当院では、前処置が不要な器械を使用しての手術を行っておりますの、この処置は一切行っていません。
ご来院いただきましたら、すぐに手術の準備に入りますので、短時間での手術が可能となっております。
※ただし、10週以降は前処置をする場合があります。
手術費用
※お支払いは現金またはクレジットカード(VISA・Master)が可能です。(一括払いのみ)
※基本的な術後のお薬(痛み止め・抗生剤)は料金に含まれております。
※吐き気止めや鎮痛剤など追加の処置が必要な場合は、追加費用が発生することがあります。
※リスクがある患者様に関しましては、他の医療機関にご紹介になる場合や追加費用が発生する場合があります。
※最後の生理からの週数ではなく、エコーで確認した大きさでの週数となります。(手術当日の週数となります)
※胎嚢(赤ちゃんの袋)を確認後の手術となります。
当院で手術対応が難しい方
以下の項目に該当する方は、診察次第で高次医療機関へご紹介となる場合があります。
- 喘息、咳喘息(直近の発作)
- 肥満(BMI:30以上)
- 精神疾患(症状が安定していない方)
- てんかん(現在も発作がでる方)
- 心疾患、不整脈、高血圧、糖尿病、肝疾患などご病気をお持ちの方
- 双角子宮などの子宮奇形
- 中絶以外の手術を受けたことがある方で子宮が変形している場合
術後の避妊について
現在、当院で取り扱っている低用量ピルとミレーナを含めた以下の避妊具について説明いたします。
①コンドーム
②低用量ピル
③ミレーナ
まず上記避妊具を使用したときの妊娠率(失敗率)についてです。
理想的な使用をした場合、①2%、②0.3%、③0.2%と言われていますが、ピルに関していうと飲み忘れなどがあった場合は9%と言われています。
それぞれのメリットとデメリットについてです。
① コンドーム
メリット: | 手軽に入手できる 性感染症の予防になる |
デメリット: | 失敗率が高い 男性主体の避妊法であり、適切な方法で行われているかが曖昧なことが多い |
性交渉のはじめから装着しないと避妊効果はかなり下がります。
② 低用量ピル
メリット: | 比較的容易に入手できる 生理痛が軽くなったりや生理の量が減ったりする |
デメリット: | 飲み忘れがあると避妊効果が下がる 血栓症のリスクが高くなる(喫煙、年齢などでリスクがさらに上昇) 子宮頚がん、乳がんのリスクが少し高くなる |
③ ミレーナ (手術と同時に挿入可能)
メリット: | 毎回避妊をする必要がない 血栓症やがんのリスクがない 授乳中でも使用できる 毎日薬を飲まなくてよい 生理痛が軽くなったりや生理の量が減ったりする |
デメリット: | 医療機関での処置が必要となる。 不正出血の持続や自然脱落がある。 |
料金について
① コンドーム: 2枚100円(ショコラオリジナルコンドームは1枚150円)
② 低用量ピル: (1年間)約30,000円~
③ ミレーナ: (5年間)66,000円+α
同じような心も身体も傷つくような経験をしないために、最善の避妊の方法をご提案いたします。
ご希望の方には手術時にミレーナを挿入することも可能です。
オンライン相談も可能です
妊娠や中絶についてオンライン相談も可能です。
当院の助産師・看護師がオンラインで妊娠や中絶に関しての様々な相談に乗ります。
オンライン診療の『クリニクス』のアプリをダウンロードして
ご自宅などで相談できます。
・予想外の妊娠をしてしまった方
・中絶するか迷っている方
・中絶手術について聞きたい方
・妊娠を誰にも相談できないでいる方
「これから何をしたらいいのか」
などのアドバイスから、
やむを得ない事情で諦めないといけない方には、
一般的な手術の流れや当院での費用についても説明します。
遠方の方や他院受診前に相談したい方なども対応します。
一人で悩まず、まずはご相談ください。
カップルも可能です。
下記バナーをクリックして予約してください。
よくある質問
Q. 未成年の場合、親の同意は必要ですか?
A. 必ず保護者の方の同意が必要になります。相手も未成年の場合は、相手の保護者の同意も必要です。
Q. 相手が夫以外の場合でも手術は可能ですか?
A. 法律上、戸籍上の配偶者の同意(サイン・捺印)が必要になります。
Q. 相手の同意書なしでも手術は受けられますか?
A. 連絡先がわかる場合には必ず同意が必要です。レイプなど相手が不明で連絡が取れない場合は、相手のサインなしで手術をうけることは認められています。
Q. 帝王切開をした経験がありますが手術可能ですか?
A. エコーで帝王切開の傷の状態を確認してからの判断になりますが、ほとんどの場合は手術が可能です。
Q. 手術にはどれくらいの時間がかかりますか?
A. 手術自体は10分〜15分ほどで終了します。手術前の準備や、手術後のケアなどで、それぞれ30分前後かかります。
Q. 術後の痛みや出血はどうですか?
A. 生理痛程度の痛みが出ることがあります。少量の出血が、1〜2週間ほど続きます。
Q. 眠る麻酔をしないのは不安なのですが…
A. 本格的な眠る麻酔は行いませんが、希望により少しウトウトするお薬を投与することは可能です。このお薬は後に残ることはあまりありませんので、投与したとしても帰宅時間がすごく遅くなることはありません。(ウトウトするお薬を希望される方は、お車でのご来院はご遠慮ください)
Q. 手術翌日から仕事や運動をしても大丈夫ですか?
A. 腹痛や出血が強くなければ、手術翌日以降の制限は特にありません。激しいスポーツや性交渉、大量の飲酒などは術後検診日(1〜2週間後)までお控えください。
Q. パートナーと一緒に詳しい説明を聞きたいです。
A. 診察の際に一緒にクリニックにお越しください。手術室への入室はご遠慮いただいておりますが、術前術後の同席も可能です。
Q. 中絶手術を受けることになった経緯を聞かれることはありますか?
A. 経緯や詳細を聞かれたくない場合は、その旨をお伝えいただければ、お聞きすることはありませんのでご安心ください。
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※予約の際は、「婦人科診察」でお取りください。
※予約後にWEB問診の案内をお送りしますので、事前にWEB問診を入力してください。